すべての報道と付随する発表を全部なかったことにしてSMAPのことを考えてみた。

一回、自分や報道、そしてSMAPに憑いたホコリを全部取り除いてみよう!

それが今回の趣旨です。

 

どこまで取り除くかというと、

「メディア媒体に載った記事、発表されたものすべて」です。

1月からいろいろあったやつはもちろん、良いこと書いてくれてる記事も事の発端のあの記事も、事務所発表も全部。

あと自分が実際に目にしていないもの、全部。

 

すると残る「事実」はシンプルです。

・1月中旬に、SMAPのチーフマネージャーが退職した。

・少なくとも私は、年会費の振込用紙の到着が先方都合でいつもより3~4ヶ月以上遅れた

・そして振り込まずに猶予期間が過ぎたらサービスが止まった

・2016年をもってSMAPが解散する(らしい)

 

これだけの事実で考えてみました。

 

 

私は芸能界のことなんて何もわからない一般人なので、

これを民間企業に置き換えて頭を整理しました。

 

チーフマネージャー、これは企業でもそのままマネージャー。

課長とかそのあたりの中間管理職ですね。

発端はこの方が一身上の都合なのか、業務上の理由なのか知りませんが

とにかく辞表を出し会社からいなくなったと。

 

SMAPは、このチーフマネージャーの下についていた平社員の部下、

または会社の主力商品です。

あ、主力商品というのは、私が働いていた時の定義は

「会社に安定的に売り上げと利益をもたらす商品」で

「花形商品」とは別です。あしからず。

 

ここから導き出される解は

「直接の管理者がいなくなったため商品を製造中止にする」です。

まじか、んなあほな。

 

 

退職者が出た時、企業が何をするかというと

別の管理者を送り込みますよね。

慣れない環境や部下(うーん商品?)との信頼関係を築くまで

一時的に売り上げを落としたり、トラブルが頻発するなんてよくある話です。

ですのでオーケー、振り込みやサービスの不手際はこの際そういうことだよ。

 

ですがしかし、そのトラブルが解決できず

商品の生産中止、または部下のパフォーマンスが落ち配置転換を余儀なくされるって

(どこかで聞いたな…「十分なパフォーマンスができない」)

それは新任管理者の力量不足です。

そして管理者を配置した上司の責任です。

 

そして、商品はとうぜん自ら生産中止は決められません。

部下の異動も、上がダメだやれと言われたらやるまでです。

(辞職願という選択肢は残っていますが・・・)

 

 

もし仮に報道されている通り「不仲」「修復できない溝」が

商品、もしくは部下に起こっていたとしても

前任者がまとめていたものを新任がフォローできない、

そんなこと一般企業じゃ言い訳させてもらえんよ。

ただの経歴の傷です。

 

ただし、その新任管理者さん

(これがジュリーさんという人なのか他の誰かなのかも真実はわからない)

この人も、主力商品の担当をするというからには、

まったくの実力なしだったわけではない、はずなんです。

ダメだった理由は、ヤル気の問題なのか商品との相性の問題なのか

はたまたダメにしたかったのか、それは知りません。

ただ、経営戦略もなく主力商品の撤退という現実を招いたのなら

それは間違いなく「失敗」です。

 

 

結局どれだけ追及したところで、真実は明かしてはもらえないでしょう。

ジャニーズ事務所の内部がどうなっているのかも

SMAP本人と5人を取り巻いている状況も何も私には、本当にはわからない。

 

なので、すべてをそぎ落とした真実だけを見つけたかったのです。

最終的にたどり着いた結論は「事務所経営陣、新任管理者の失策」

「本人の意思だけで解散はできない」という皆さんと同じものでした。

でもその過程をシンプルにできたのはこれからの私にとって

変に感情に振り回されることもないので、やってみて良かったと思います。

 

あと5分で記念日。

 

SMAP、どうか良い一日を。